駆け込み移籍しそう!ラ・リーガの「有力候補」7名

今季の冬のマーケットもスタートして3分の2が消化され、多くのクラブが補強を行ってきた。

しかし残りの10日ではさらにさまざまな取引があると考えられており、ますますメディアの報道も加速している。

今回は『FourFourTwo』から「今冬移籍しそうなラ・リーガの7選手」をご紹介する。

ブラヒム・ディアス(レアル・マドリー)

移籍先候補:ヘタフェ

予想価格:ローン

マンチェスター・シティから期待のヤングスターとしてレアル・マドリーに加入したブラヒム・ディアス。スペインの才能豊かなウインガーは、サンティアゴ・ソラーリ氏の下で獲得された選手だ。

ジネディーヌ・ジダン監督は彼のプレーに感銘を受けてはいたものの、それが実際のプレー時間には全く反映されていない。

ハメス・ロドリゲスやルーカス・バスケス、エデン・アザール、ギャレス・ベイルが戻ってきたら、彼の居場所はない。そしてローンで獲得したいというクラブは現在たくさんいる。

ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリー)

移籍先候補:トッテナム、ベシクタシュ

予想価格:2000万ユーロ(およそ25.2億円)

恩師シメオネ監督に呼ばれてアトレティコ・マドリーに戻ったジエゴ・コスタであるが、彼はこの2年半でわずか7ゴールしか決めておらず、9月からは無得点。しかも怪我でまだ戻れない。

契約は今季限りで満了になるため、今こそ現金化するべき時には来ている。ただ、もちろんエディンソン・カバーニやパコ・アルカセルを今冬獲得できるかというポイントにかかっているだろうが…。

別のストライカーを獲得した時、それはジエゴ・コスタが売却されることを意味するだろう。彼の可能性をまだ信じているクラブもあるだけに。

セルヒオ・レオン(レバンテ)

移籍先候補:マジョルカ、エルチェ

予想価格:300万ユーロ(およそ3.8億円)

3シーズン前、オサスナで10ゴールを決めることに成功したレオン。残留争いをするチームの中で明るいポイントの一つとなった。2部には惜しいタレントだと考えられ、古巣のベティスに戻った。

しかしそこでプレー時間を得ることができず、その後レバンテへと移っている。ところがパコ・ロペス監督の下でロヘル・マルティやホセ・ルイス・モラレス、ボルハ・マジョラルの前に苦戦し。

一貫した出場機会を得られない状況にある彼であるが、ストライカーとしての能力には定評がある。得点力に苦しむチームが狙っているという。

アンドリー・ルニン(レアル・マドリー※レガネスにローン中)

移籍先候補:オビエド、アルメリア

予想価格:ローン

レアル・マドリーが若くして獲得した期待のGKは、現在自身2回目のローン移籍を経験している。昨季のレガネスではイバン・クエジャルの後塵を拝し、出場機会を得られていなかった。

今季はバジャドリーで再挑戦しているが、今度はジョルディ・マシプのサブになってしまい、リーガで一試合も出ていない。

レアル・マドリーは現在バジャドリーへのローン契約の解除について考えていると伝えられており、新しい場所へと移したい意向を持っているそうだ。

クリスティアン・テージョ(ベティス)

移籍先候補:エスパニョール

予想価格:700万ユーロ(およそ8.8億円)

バルセロナでプレーしていた印象が強いテージョ。現在はレアル・ベティスでプレーしているが、セルヒオ・カナレス、ナビル・フェキル、そしてホアキンらの後塵を拝している。

彼の獲得に動いているのは、かつての古巣バルセロナの最大のライバルであるエスパニョールだとか。

すでにラウール・デ・トマスにも接近していると言われ、それに続いてテージョを攻撃ラインに加えたいと考えているそう。

アルトゥロ・ビダル(バルセロナ)

移籍先候補:マンチェスター・ユナイテッド、インテル

予想価格:1500万ユーロ(およそ18.9億円)

昨年末、ビダルがボーナス未払いのためにバルセロナを訴えた…というニュースがあった。12月上旬のこの事件は、クラブの取締役会をかなり驚かせたとのことだ。

バルセロナ側は、より多くの出場時間を得るために退団したいビダル側の戦略的な訴訟だと分析している。もし両者が友好的な解決を図れなければ…。

クラブとしてはカルレス・アレニャをベティスに貸し出したためこれ以上の退団は避けたいだろうが、ビダル側の意思はどこまで固いのか…。

ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)

移籍先候補:バイエルン、マンチェスター・シティ

予想価格:7000万ユーロ(およそ88.1億円)

レアル・ソシエダが彼を冬に放出する可能性は決して高くはないが、かなりのビッグクラブが彼を狙っている。大きな額が動いた場合、あるいは夏まではローンでソシエダに残るというパターンになるだろう。

2024年までの長期契約が残っているため安くはない。ただその才能を考えれば、それほど長くソシエダにとどまることもないだろう。買いたいチームもたくさんある。

特にバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティは彼のプレーを気に入っていると伝えられており、ジョゼップ・グアルディオラ監督にもチェックされているそう。

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