80年代の終焉、90年代最初のオリコン1位は山下達郎と工藤静香! 1990年 1月22日 工藤静香のシングル「くちびるから媚薬」がオリコンチャート1位を記録した日

80年代の最後、1989年は昭和が終わり平成が始まった年

いまや 2020年 ― 平成も終わった。

1989年は、80年代最後の年であると同時に、31年におよぶ平成の始まりの年でもあった。私は当時9歳なので参考資料など見ながら振り返ってみよう。

そう、年が明け、冬休みと共に突然去っていった昭和64年。そしていきなり現れた平成という新たな時代。もう30年あまりもの月日がたったのか―― 幼心に平成の始まりはしっちゃかめっちゃかだったイメージがある。

■ ゲームボーイ(任天堂)
1989年4月21日
単三電池4本入れて白黒だったゲームボーイが発売。ひたすら重かった印象がある。

■ ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!(日本テレビ系)
1989年10月4日
レギュラー放送開始!30年ものとは!

1989年デビューのアーティストは、平松愛理、DREAMS COME TRUE、COMPLEX、LINDBERG、THE BOOM など。割と多いのかな?

昭和最後のオリコン1位と、平成最初のオリコン1位

ここで気になった。昭和最後のオリコン1位と、平成最初のオリコン1位。80年代最後のオリコン1位と90年代最初のオリコン1位を調べてみよう。そうしよう。

■ とんぼ / 長渕剛
1989年(昭和64年)1月2日付
真っ先に清原さんを思い浮かべてしまうが、昭和の最後を飾った名曲と聞くとまた違った感動がある。

■ 秋 / 男闘呼組
1989年(平成元年)1月16日付
男闘呼組というグループがあったことは知っているが曲はわからない。悲しいかな。

80年代最後のオリコン1位と、90年代最初のオリコン1位

■ クリスマス・イブ / 山下達郎
1989年(平成元年)12月25日付
発売から6年6ヶ月。登場30週目にして初の1位になったのが80年代最後のチャートとはまた何とも劇的な。ちなみにこの曲80年代、90年代、00年代、10年代すべてのシングルチャートで TOP10 入りしているそうな。ひょえぇ。

■ クリスマス・イブ / 山下達郎
1990年(平成2年)1月1日付・15日付
三週連続だったようで―― まあ結果として90年代最初の1位は「クリスマス・イブ」なんですが、せっかくなので次の週まで見てみます。

「クリスマス・イブ」の後に続いた、工藤静香「くちびるから媚薬」

■ くちびるから媚薬 / 工藤静香
1990年(平成2年)1月22日付
この年代の工藤静香さんの曲は数多く、ごっちゃになっちゃってますw この記事を書くにあたって改めて聴いてちょっと感動。幼心に覚えてるもんですね~。

令和が始まり、2020年代も始まった。これからの時代、どんな音楽が私たちを待っているのだろう。ちなみに、2020年代最初のオリコン1位はこんな曲。

■ ガッタンゴットンGO!/ BOYS AND MEN
2020年(令和2年)1月6日付

※2018年1月22日に掲載された記事をアップデート

カタリベ: うえはらふみかず

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