政府/19年度補正・20年度予算案を国会提出/首相「災害に強いふるさと創る」

©日刊建設工業新聞社

政府は公共事業関係費1兆5653億円を計上した2019年度補正予算案と、同6兆8571億円(前年度比0・8%減)の20年度予算案を、20日に国会へ提出した。昨年全国で相次いだ大規模な自然災害を踏まえ、防災・減災、国土強靱化対策が柱。19年度補正予算案の早期成立と、20年度予算案の年度内成立を目指す。会期は6月17日までの150日間。

安倍晋三首相は両院本会議の施政方針演説で昨年頻発した災害に触れ、「教訓を生かし、全国で川底の掘削、堤防の整備、無電柱化を進める。防災・減災、国土強靱化を進め、災害に強いふるさとを創り上げていく」との方針を表明した。

赤羽一嘉国土交通相は21日の閣議後の記者会見で、19年補正予算案と20年度当初予算案について「『防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策』を集中的に実施し、3か年後を見据えた取り組みの加速化、深化を図り、防災・減災が主流となる安全・安心な社会づくりを実現する」と説明。東京五輪・パラリンピック後も持続的な経済成長を確保するため「社会資本整備の戦略的かつ計画的な推進などの施策が盛り込まれた予算案となっている」とした。効果を最大限に発揮できるよう早期成立を目指すとした。