斎藤佑や万波が1軍、新人全員や清宮ら2軍…1軍キャンプ入った人、漏れた人【日本ハム編】

日本ハム・斎藤佑樹【写真:荒川祐史】

昨年のドラ3生田目も1軍、上沢や宮西は2軍でキャンプをスタートさせる

 球春到来まで、あと10日ほど。いよいよ12球団がキャンプインを迎える2月1日が迫ってきた。各球団のキャンプの組み分けが徐々に発表され始めた。今季も1軍に抜擢された期待の若手がいる一方で、2軍でキャンプをスタートさせる主力や中堅、ベテラン選手もいる。

 実績ある選手の場合、2軍スタートはマイペース調整を許可されている証。対照的に、近年結果が出ていない選手の場合は競争を勝ち抜き、1軍への挑戦権を掴まなければいけないということになる。

 ここでは各球団のキャンプの組み分けを検証。1軍に抜擢された期待の若手、2軍スタートとなった主な中堅、ベテラン選手を紹介する。

 今回は日本ハム編だ。

 昨季は5位に沈んだ日本ハム。栗山英樹監督が就任9年目を迎える今季は2016年以来、4年ぶりのリーグ優勝を目指す1年となる。キャンプは1軍が改装を終えた名護市のタピックススタジアム名護(名護市民球場)、2軍が国頭村のかいぎんスタジアム国頭で行う。

 有原航平投手や中田翔内野手、西川遥輝外野手など順当な顔ぶれが並んだ日本ハムの1軍キャンプメンバー。その中で目を引くのが、2018年のドラフト4位の万波中正外野手。規格外の身体能力を誇る大砲候補で、1軍キャンプでのアピールに期待したい。同じく3位の生田目翼投手も1軍でキャンプインを迎える。今季で10年目となり、正念場を迎えている斎藤佑樹投手や杉谷拳士内野手も1軍メンバーに名を連ねた。

 一方で、昨秋のドラフトで指名された10人(支配下は7人)のルーキーは全員が国頭村での2軍でキャンプイン。1位の河野竜生投手、2位の立野和明投手は共に即戦力候補だが、じっくりとスタートを切ることになる。

 また、昨年10月に右肘を手術した清宮幸太郎内野手や、2018年のドラフト1位吉田輝星投手も2軍スタート。上沢直之投手や宮西尚生投手も2軍の国頭村でキャンプインを迎える。(Full-Count編集部)

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