自分の時間を楽しみたい!若い世代に人気の「ひとり旅」

同行者に気を使わず、気ままに楽しめるひとり旅。急な休みに思い立って旅だったことはありませんか? 旅体験予約サイト「KLOOK」の調査では、全体で76%が経験もしくは意欲を示しているそう。「ひとり旅」を好きな理由や懸念事項、過ごし方などをご紹介!

世代別に見る「ひとり旅」への関心度

旅体験予約サイト「KLOOK」が公開した「一人旅に関する意識・実態調査」。英米のほかアジア諸国、南半球の国々にアンケートを実施したところ、「ひとり旅をした」もしくは「したいと思った」ことがあると回答したのは全体で76%、日本だけの回答でも73%に達したそうです。

日本の回答を世代別にみると、Z世代(18~24歳)が最も高く79%に。続いて、ミレニアル世代(25~39歳)が75%、X世代(40~54歳)73%、、ベビーブーム世代(55歳以上)72%という結果に。若い世代から特に注目が集まっているようです。

「ひとり旅」の理由は?

ひとり旅の理由について最も多かった日本市場の回答は、「日常から離れて自分の時間を楽しみたい」で56%。続いて、「自分へのご褒美(45%)」、「いつでも好きな時に旅したい(33%)」、「旅先で普段会えない人と出会いたい(23%)」などの回答がありました。半数以上が自分の時間を楽しみたい、と回答した同調査。仕事や学校など日常で人と関わっているなか、旅は一人で時間を過ごしたいと考える人も少なくないようです。

ひとり旅に対する懸念事項

人気が高いことが伺える「ひとり旅」ですが、心配事もありますよね。ひとり旅をするにあたって懸念することは、日本市場の回答では「旅先での寂しさが怖い」が断トツに多く41%。他にも、「旅先での安全性(27%)」や「ひとり旅にはお金がかかりすぎる(25%)」「自分で旅程を作れそうにない(21%)」などの回答がありました。気ままなひとり旅に出かけたものの、ふとした瞬間に寂しさが襲ってくることもあるかもしれませんね。

日本と海外の反応が分かれた「旅先でしたいこと」

「ひとり旅で何をしたいか」という質問については、日本と諸外国の回答に差がでました。調査対象国全体の回答では、「現地の主要観光施設を訪れたい(54%)」と「地元の食事をしたい(53%)」が過半数以上、「目的を決めずに街歩き」が47%という結果に。

日本の回答だけを見ると、「目的を決めずに街歩き(50%)」「地元の食事(49%)」との回答が約半数あったのに対し、「現地の主要観光施設を訪れたい」は33%と一番関心が低かったようです。「観光施設」という形にとらわれず、ぶらり歩いてみたいという気ままさは魅力的ですよね。

【一人旅に関する意識・実態調査】

実施期間: 2019年10月10日~16日

期間対象: 世界16市場、計20,614 名

[調査実施国]

英国、アメリカ、日本、韓国、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、インド、タイ、オーストラリアとニュージーランド

実施機関: 英国YouGov社 (グローバルなデータ収集と分析の専門会社)

※ 全てのデータは各国のインターネット人口に応じて加重

調査結果公表: Klook Travel Technology Limited

参照: http://bit.ly/2sIzXWE

KLOOKのウェブサイトでは、ひとり旅に役立ちそうな、国内外の旅先での体験や現地ツアーなどをいろいろと紹介していますよ。一人で現地まで旅して、現地ガイドさんに案内してもらうなど、旅の幅が広がりそうです。

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