農業サポーター 教えて!甲斐指導員

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明けましておめでとうございます。今年も由布市の農業発展のために頑張ります。
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◆土作りをしましょう
土作りとは、作物が育ちやすい土にすることです。冬は植えている作物も少なく、土壌改良に適しています。耕すだけでも、掘り起こした土は寒風にさらされることで害虫、病気、雑草の密度を下げることができます。そして、堆肥の投入は地力増進に一番有効な方法でしょう。この時期に堆肥を入れておくと、春夏野菜を植える頃には土になじみ、微生物を活性化させ、土の間に空気の層をつくり、排水や保水の改善になります。

堆肥もいろいろありますが、完熟したものを使うようにしましょう。鶏フンを堆肥として多量に使う方がいますが、これは間違いです。鶏フンには肥料成分、特に窒素が有機肥料並みに含まれています。そこへ化成肥料を通常の分量で投入すると窒素過多となり、初期成育で軟弱徒長になって、食べた時に苦味を感じたり、アクが強かったりします。リン酸、カリも多く含まれていますので購入した際は袋に書かれている成分表をよく確認してください。

鶏フンは堆肥と考えずに、有機肥料と思って使ったほうがいいでしょう。これに対し、牛フンは肥料成分が低いので堆肥として考えていいでしょう。ただし、発酵していない生や半生の状態は別の障害をもたらすので注意が必要です。米ヌカなどを入れ発酵させてから利用しましょう。個人的には落ち葉の堆肥がお勧めです。

○たまねぎ
早生種は今月が2回目、中晩性種は1回目の追肥となります。12月は例年より暖かい日が多かったせいか、定植後の活着とその後の生育は順調でした。追肥は樹勢の良し悪しに関わらず行いましょう。ただし、1回の施肥量は調整しましょう。春先に発生するベと病などの疫病対策のため排水をよくしておきましょう。
だいこん、キャベツ、はくさい、ねぎ等々は、適時収穫していきます。病原菌に侵された株は土壌伝染するので、速やかに圃場外へ持ち出し処分しましょう。

○ブロッコリー
頂上部の収穫適期は1週間ほどしかありません。つぼみが開く前に収穫しましょう。霜により変色することがありますので、周りの葉で保護するとよいでしょう。脇芽を大きくするには、頂上部を収穫したあとに追肥をしましょう。

○葉物
防寒対策でビニールや不織布でトンネル被覆し保温します。強い寒風にあたると、葉先が枯れるので注意してください。