失敗しないクーラーボックスの選び方とおすすめ11選!「保冷力」テクニックも解説 クーラーボックスの保冷力についての豆知識&テクニック特集!キャンプスタイルごとにどの程度の保冷力や容量(サイズ)が必要か教えます。保冷力の高いクーラーボックスのおすすめや保冷力を持続させるコツも含めて、総合的にクーラーボックスの「保冷力」について徹底ガイド!

食材管理の要・クーラーボックス!必要な保冷力を見極めよう

食材・飲み物の保管に欠かせないクーラーボックス。いざ購入しようと見てみても、サイズや形状・材質が様々で、クーラーボックスは選ぶのに一苦労ですよね。

特に最も大事なスペックである保冷力は、数値化もされていないのでわかりづらいですよね。今回は、そんなわかりづらいクーラーボックス選びを「保冷力」視点で徹底ガイド!理想のクーラーボックスを手に入れられるよう、まずは必要な保冷力を見極める基準からチェックしていきましょう!

クーラーボックス「保冷力」の判断基準は?

第一に、使用する季節が重要です。当たり前ですが、真夏と秋冬では気温は大きく違うので、どのシーズンにキャンプへ行くことが多いかは、ひとつの判断基準になります。また、食材の量や鮮度キープを左右する「人数」と「日数」も重要です。

そして購入した後に収納スペースが合わなかった…なんてことにならないよう、「サイズ」も要チェック。人数、使用日数、サイズ、これらを基準に、後は価格と相談して決めましょう。

クーラーボックスの保冷力を表す指標「保冷日数」とは?

クーラーボックスのカタログに書いてある項目に「保冷日数」というのがあります。クーラーボックスの保冷力を示す指標となる保冷日数ですが、「20℃前後の室温でクーラーボックス内に入れた氷が、溶けきっていない状態で残っている日数」のこと。

ですが環境によってこの結果は変動してしまうので、実際使用しながらの目安は、スペックに明記されている日数の50~60%と考えておくのがベター。表記されている保冷日数が5日間であれば、2~3日程度と思っておくと良いでしょう。

クーラーボックスの保冷力が違う2タイプ、どう使い分ける?

ハードクーラー

中に入れるものが増えれば当然重量も増し、保冷力も必要となってきます。食材や飲み物が20Lを超える場合は、頑丈なボディに断熱材が詰まった、保冷力の高いハードクーラーがおすすめです。

ソフトクーラー

スーパーへお買い物や、ピクニックの飲み物など気楽な移動にはソフトクーラーが便利です。使い終わればコンパクトにたためるので、サブのクーラーボックスにも最適。

クーラーボックスの容量はどれくらいが適当?

一般的な目安としては、4人家族で1泊2日なら30~50Lサイズを、2泊3日ならさらにソフトクーラーもプラスすると安心でしょう。2人なら1泊2日で30L位が妥当なサイズ。

容量の大きいクーラーボックスほど、つい沢山のものを入れてしまいがち。それらを保冷するための保冷剤も必要になるとさらにスペースを取ってしまうので、中身をたくさん入れたい場合は大容量かつ保冷力も高いものを選ぶと良いでしょう。

「保冷剤選び」でクーラーボックスの保冷力を底上げ!

ビニールパックの保冷剤でもいいですが、保冷持続効果はイマイチ…。保冷力を確実に持続させたいなら、アウトドアブランドから発売されている保冷剤を購入するのが断然おすすめです!

氷を持っていく場合は、ロックアイスより大きい板氷のほうが溶けにくいので◎。

クーラーボックスの保冷力を長持ちさせる4つのコツ!

①直射日光に当てない

保冷力は地面からの放射熱や、直射日光によって失われてしまいます。クーラーボックスは、地面から離して日陰に置くようにしましょう。

②食材も保冷剤にする

食材や飲み物をあらかじめ冷やしたり凍らせることで、保冷剤の代わりになります。予備の保冷剤があるなら隙間に入れてしまいましょう。

③二重構造にする

キャンプ上級者の中には、保冷力を延ばす裏技を使っている方も!ハードクーラーの中にひと回り小さなソフトクーラーを仕込んで二重構造にしたり、開閉時に冷気を逃さないようにアルミレジャーマットを布いて2つに仕切ったり…工夫次第で、保冷力をさらにアップさせることができますよ!

④フタの開け閉めは最小限にする

保冷力を保つためには、必要以上に開閉しないことがポイント。食材とフタの間に銀マットやシートを被せて冷気を逃がさない工夫をすると、より安心ですね。

開閉の機会を少なくするためにも、飲み物類専用のクーラーボックスを用意するというのもアリです。

キャンプスタイルに合ったクーラーボックスを選ぼう!

形状・材質・容量など、色々なクーラーボックスがありましたね。一般的に保冷力の高いものは値段も張りますが、自分のキャンプスタイルを見つめなおしてみたら、そこまで保冷力は必要でなかったりもします。必要なスペックと予算を見極めて、適材適所なクーラーボックスを選んでくださいね。

cool, cooler, coolest!
クーラーボックスの保冷力は要チェック!

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