【MLB】Aロッド、殿堂入りジーター氏を祝福「史上最高の選手」 “確執”疑惑もヤ軍名コンビ

ヤンキースで同僚だったデレク・ジーター氏(左)とアレックス・ロドリゲス氏【写真:Getty Images】

通算696発アレックス・ロドリゲス氏は22年に殿堂入り資格を得る

 マリナーズ、ヤンキースなどで歴代4位の通算696本塁打を放ったアレックス・ロドリゲス氏が21日(日本時間22日)、自身のインスタグラムを更新。元チームメートのデレク・ジーター氏が資格1年目で得票率99.7%を集めて殿堂入りしたことについて、「どの時代、どのポジションの中でも史上最高の選手の1人であり、野球殿堂入りという正当な地位を獲得したことにおめでとう」と祝福した。

 ロドリゲス氏はヤンキース移籍前の若かりし頃のツーショット写真から2009年にワールドシリーズを制してトロフィーを持つ写真など計5枚の写真をアップ。ともに2000年代のヤンキースを支えてきたレジェンド。“確執”が囁かれたこともあったが、この日Aロッドが「キャプテン・デレク・ジーターへ」と切り出した文面は愛情たっぷりだった。

「どの時代、どのポジションの中でも史上最高の選手の1人であり、野球殿堂入りという正当な地位を獲得したことにおめでとう。MTVのロックンジョックの試合で、ホテルから球場まで一緒にタクシーで移動した時、5年以上100万ドルで生涯契約できるのなら契約する、と話したね。その時にペンや契約がなくて良かったよ。何年もの間、内野の左側で傍にいられたことはラッキーだった。君が僕を必要としている以上に、僕は君を必要としていた。僕たちの素晴らしい2009年のチャンスメーカーだった。感謝しきれないよ」

 ロドリゲス氏は通算3115安打、696本塁打を記録。MVPを3度受賞し、オールスター戦には14度選出されているが、現役晩年の14年には薬物使用疑惑で全試合出場停止処分を受けた。16年現役引退し、殿堂入りの資格を得るのは2022年。現在は米スポーツ局「ESPN」で解説者を務めるAロッドも殿堂入りすることができるのだろうか。(Full-Count編集部)

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