結婚・出生…届けの記念に「ハイ、チーズ!」 切り絵のお祝い撮影ボード、市役所に設置

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婚姻、出生、転入届の来聴者向けに設置された記念撮影用のボード(福知山市内記・市役所)

 京都府福知山市は、婚姻、出生、転入の各届けの提出で来庁した市民向けに、記念撮影用のボードを市役所(同市内記)に設置した。福知山の名所や名物が切り絵で表現されている。届け出用紙の写しを自宅などで大切に保管するための台紙も新たに作り、新生活のスタートを祝福、応援する。

 ボードは1.6メートル四方の大きさ。市の花で、明智光秀の家紋にちなんだキキョウがちりばめられ、福知山城や大江山の雲海、福知山踊り、大原の産屋などが色鮮やかに彩られている。
 

 福知山市在住のデザイナーAZIHOさん(40)がデザインし、東京都在住の切り絵作家佐川綾野さん(38)が作った。紙は大江町の田中製紙工業所が作った「丹後和紙」を使用。木枠は夜久野町に工房を構える「木の家具工房えにし」が制作した。
 市役所の入り口横に、照明や自撮り用の機材と一緒に設置しており、来庁者がスマートフォンなどを使って自分で撮影する。平日午前8時半~午後5時15分(水曜のみ午後7時まで)に誰でも無料で使える。
 

 届け出用紙の写しを保管するための台紙はオリジナルで、子どもの手形や足形、写真なども添付できる。婚姻届と出生届の用紙は、複写できるようにそれぞれ2枚重ねにした。台紙は500枚作製し、1枚1500円で市民課で販売している。郵送での申し込みも可能。同課は「どの届けを出す時も人生の節目だと思う。幸せの瞬間を残してほしい」としている。問い合わせは同課0773(24)7014。