リニア有識者会議新設は「有効」

JR東海社長が期待感示す

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 JR東海の金子慎社長は22日、名古屋市で開いた定例の記者会見で、リニア中央新幹線の建設工事を巡って対立する静岡県に対し、国土交通省が有識者会議の新設を提案したことについて、「有効なのではないか」と期待感を示した。

 金子社長は、大井川の流量減少対策で静岡県との溝が埋まらず、静岡工区が未着工になっていることに関し「膠着した状態になっているのは確か」と懸念を表明。「専門家の力を借りて判断や助言をもらうのが適切」との認識を示した。

 国交省は今月17日、事態の打開を図るため、トンネルや水資源の有識者が工事を検証する新たな会議を設置する案を、静岡県に示していた。