貫地谷しほりがクレーマー患者に悩まされる医師役で内田有紀&田中哲司と共演

NHK総合で4月17日にスタートする連続ドラマ「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」(金曜午後10:00)に貫地谷しほりが主演する。南杏子氏の小説「ディア・ペイシェント」をドラマ化したもので、現代日本の医療界の現実をえぐりながら、医師たちの成長と挫折、喜びと悲しみをつづる感涙のヒューマンサスペンスストーリーだ。

本作は、昨今増え続けるクレーマー患者たちに悩む女性医師が、先輩医師や同僚と共に、患者たちと真摯(しんし)に向き合い寄り添おうとする中で、人と人の絆を見つけ出してゆく物語。貫地谷はクレーマー患者たちに悩まされる主人公・真野千晶を演じ、信頼のおける先輩女医・浜口陽子役を内田有紀、“最凶のモンスター・ペイシェント”座間敦司役を田中哲司が演じる。

病院を「サービス業」と捉え、「患者様プライオリティー」を唱える「佐々井記念病院」の医師たちは、さまざまな問題を抱えていた。一人は執拗(しつよう)に嫌がらせを繰り返す“モンスターペイシェント”に付きまとわれる若き女性医師。一人は明るい性格で患者からも好かれているが、大きな医療訴訟を抱え悩む先輩女医。一人は患者とは一定の距離を置きながらも、刃傷沙汰に巻き込まれてしまう同僚医師。果たして、彼女らは、希望を見いだせるのか…。

貫地谷は「モンスターペイシェント、患者“様”…。医師とはどうあるべきか、生きていくとはどういうことなのか、さまざまな思いが駆け巡ります」と現在の心境を話し、「今回、絶大なる信頼を置いている西谷(真一)監督をはじめ、脚本の荒井修子さん、そして素晴らしいキャストとスタッフの皆さん、面白いドラマにならないわけがありません。厳しい現実がありながらも温かいドラマですので、ぜひ楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。

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