台風大雨想定、対処手順を確認 岡山市、庁内で図上防災訓練

©株式会社山陽新聞社

訓練で被害状況や対処手順を確認する岡山市職員=市保健福祉会館

 岡山市は22日、災害時の初動対応や部署間の連携強化を目的とした庁内の図上防災訓練を行った。西日本豪雨を踏まえて台風による大雨を想定し、被害状況の把握や対処の手順を確認した。

 市本庁舎の各部局や4区役所の職員約50人が参加した。大型の台風が中国地方を縦断して広範囲で記録的な大雨が降り、大雨、洪水、暴風などの警報が出た―との設定で取り組んだ。

 市保健福祉会館(北区鹿田町)8階に設置した災害対策本部では、担当者がけが人や建物の被害状況をパソコンに入力し、システムを通じて情報共有。避難所の開設や避難勧告の準備を進めた。4区役所ともテレビ会議で接続し、互いの状況を報告した。

 不慣れで作業が滞ったり、手続きを間違えたりする場面もあり、訓練終了後、河野広幸理事が「それぞれ課題が明らかになった。有事にはスムーズに対応できるよう改善してほしい」と訓示した。

 図上防災訓練は、阪神大震災(1995年1月17日)を教訓に防災力を高めようと、毎年この時期に行っている。