リーグアンで首位を独走し、クプ・ドゥ・ラ・リーグやクプ・ドゥ・フランスでもまだ勝ち残っているPSG。先日はモナコを相手に4-1と快勝した。
エムバペの先制点を導いたディ・マリアのスルーパスは大きな話題に…!
ただ、その一方でエースとして何年も活躍してきたエディンソン・カバーニは、怪我もあって出場機会を失っている…と伝えられている。
ただ、フランスのメディアでは「カバーニはPSGからの退団を求めてクラブと対立している」とも報じられ、情報が錯綜している状況だ。
『AS』はカバーニの母であるベルタ・ゴメスにインタビューし、その状況の真相を聞いたようだ。
ベルタ・ゴメス(カバーニの母) (PSGとアトレティコ・マドリーの交渉は?)
「ご存知のように交渉はオープンに行なわれています。PSGは3回アトレティコ・マドリーからのオファーを断りましたが、息子が退団を求めました。
今は両クラブの交渉が合意に達するのを待っている段階です」
(前向きですか?)
「複雑な状況ですが、息子はアトレティコ・マドリーでプレーすることを望んでいます。もし今ではなくとも、夏には。
それは素晴らしいことになるでしょう。我々は何年も前から望んできました。しかし、息子の判断ではなく、PSGとアトレティコ・マドリーの判断に委ねられています」
(1月31日からはどこのクラブとも交渉できますが、アトレティコ・マドリーが最優先?)
「もちろん。間違いなく。シメオネ監督や会長から、4年前から何度も電話を受けていますから」
(PSGはカバーニを手放したくない)
「PSGの立場は理解しています。しかし納得できないのは、残って欲しいと思っているにもかかわらず出場機会がほとんどないことです。
彼らは息子に良い態度を取っていない。それは、息子がこれまでの7年間でPSGに与えたものと釣り合いません」
(息子は元気ですか?)
「彼は元気ですよ。落ち込んでいるという報道はウソです。
今、彼は怒っています。理解できないのです。使わないのならば、なぜ退団を拒むのかと。
彼は練習していますし、プレーするチャンスを待っています」
(フランスのメディアはカバーニが反乱を起こしていると伝えたが)
「反逆と思われていることに落胆しています。PSGやトゥヘル監督が言ったように、恥骨に不快感を持っていることは確かです。
明らかなのは、他のクラブに行く可能性がある時にリスクを犯すようなことはしないという点です」
母曰く、カバーニはシメオネ監督やアトレティコ会長とコンタクトを何年も前から取っており、できれば今冬加入したいと考えているよう。
ただ、PSGはチャンピオンズリーグでの戦いを考えてこの段階での放出を拒否しているとか。