映画「風の電話」ベルリンへ

震災の傷と再生描く

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映画「風の電話」より((C)2020映画「風の電話」製作委員会)

 東日本大震災の犠牲者と遺族の気持ちをつなぐ場として岩手県大槌町に設置された電話ボックスをモチーフにした映画「風の電話」が、世界三大映画祭の一つ、第70回ベルリン国際映画祭(2月20日~3月1日)で上映されることが決まったと、配給会社などが22日発表した。

 出品される部門は、主に10代の若者向け作品が対象の「ジェネレーション14プラス」。諏訪敦彦監督は「伝統あるベルリン映画祭に『風の電話』のささやかな祈りが届いたことに感動しています」とコメントした。

 震災で家族を亡くした高校生が、故郷の大槌町を目指す旅の中でさまざまな人と出会い、心を再生させていく物語。