県が「就職氷河期世代」を採用へ 10人程度、5月に試験

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神奈川県庁

 県はバブル崩壊の影響で就職難だった「就職氷河期世代」を対象にした職員を採用すると発表した。知事部局などでの一般行政事務で、10人程度を予定している。

 「氷河期世代」は1993~2004年の間に高校・大学の卒業期を迎えた30~40代。雇用環境が厳しかったことから正規雇用に就けなかった人も多く、国や自治体で採用の動きが広がっている。黒岩祐治知事は21日の定例会見で、「正規雇用の機会に恵まれなかった世代で、意欲のある人は県で働いてもらおうと採用に踏み切った」と述べた。

 採用選考の対象は、1970年4月2日~1986年4月1日までに生まれ、申込開始日(3月9日)以前の1年間に正規雇用で働いておらず、同日以前の5年間に正規雇用期間が通算1年以下の人。

 申し込みは原則インターネットで、3月19日まで(最終日は午後5時の受信まで有効)。詳細は2月21日に県のホームページに掲載する。5月から教養試験や面接などを実施し、勤務は今年10月1日以降の予定。