PSG、カバーニの代わりに買うべき「5名のお買い得FW」

今季限りでPSGとの契約が満了となるウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ。アトレティコ・マドリーなどへの移籍が噂されており、少なくとも夏には退団する可能性が高いと言われる。

PSGは今冬、あるいは来年夏にカバーニの穴を埋めるためのストライカーを獲得する予定であるそうで、SDのレオナルドが動いているという。

『France Football』は、「この冬、カバーニを置き換えるためにPSGが買えるアタッカー5名」という記事を掲載した。

クシシュトフ・ピョンテク(ミラン)

2018-19シーズンの前半戦にジェノアで大ブレイクを果たし、その後ミランへと引き抜かれたポーランド代表FW。昨季は22ゴールを決めた点取り屋であるが、今季は18試合で4ゴールのみ。

さらに今冬はズラタン・イブラヒモヴィッチも加入したことで、ミランでの立場は非常に悪いものとなっている。退団の準備を整えていると伝えられており、他のクラブを探しているそう。

PSGのディレクターを務めているのはレオナルドであり、ミランとはコネクションがある。獲得する気があれば阻むものはないだろう。

ロドリゴ(バレンシア)

2017-18シーズンにはリーガで16ゴールを決めたテクニック系ストライカーは、この2シーズンなかなか量産体制に入れていない。今季はまだ2得点であり、ベストな状況にはない。

しかし、それにもかかわらず彼の存在は大きい。まるでロベルト・フィルミーノのような役割も任せられる、クオリティの高いプレーヤーである。

ブラジル生まれであることもあり、ポルトガル語も操れる。PSGで要求されるものに適応することができるはずだ。

フェルナンド・ジョレンテ(ナポリ)

おそらくこのリストの中ではベストだ。この冬にPSGが獲得するなら理想的な存在だろう。経験豊富で、高いレベルでのプレーを知っており、大金がかかることもない。

カバーニを失うと考えても、まだマウロ・イカルディに頼ることができるし、強烈な選手は必要ない。夏にはイカルディを買い取るための資金も必要で、大型補強が行えるとは考えにくい。

大きなリスクを犯すことなく優秀なバックアップを獲得できると考えれば、ジョレンテをチームに引き入れるのは短期的な解決策になるだろう。

ルカ・ヴァルトシュミット(フライブルク)

今年24歳になるフライブルクのドイツ代表ストライカーは、今季10試合で4ゴールとかなりのハイアベレージを残している。才能が豊かで、無私無欲であり、まるでトーマス・ミュラーのように振る舞うことができる選手だ。

11月下旬に膝を怪我してしまったために長く離脱してしまったが、今年始めにピッチへと戻ってきた。そろそろ戦列復帰ができそうな雰囲気である。

2019年のUEFA U-21選手権で5試合7ゴールを決めた彼がどこに行くのか注目されている。若手選手を獲るのであれば、彼は未来への希望となるはず。

マリアーノ・ディアス(レアル・マドリー)

2017-18シーズンにリヨンでプレーし、フランスリーグで実績を残したストライカー。全公式戦43試合で20ゴールという結果を引っさげ、レアル・マドリーに買い戻されていった。

しかしスペインではまた完全に影に隠れており、全く出場機会が貰えないような状況にある。スーペルコパで44分プレーしただけというのはなんとも寂しい。

間違いなく彼は今冬のマーケットで退団を狙っているし、レアル・マドリーは余剰となっている彼の扱いに困っているし、PSGは安く有望なFWを買える。

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