鈴木涼美のコラム集が発売!TV Bros.連載やエッセー・評論・書評などが1冊に

2014~19年までのTV Bros.連載に加え、各雑誌やWebに掲載されたエッセイ・評論・書評などをまとめた、5年分の鈴木涼美コラム集「可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい」が1月31日に発売される。

本書は、数多の社会学者が机上で巡らす空論を飄々と飛び越える筆致で、男と女、芸能と大衆、慣習と衝動など、割り切れない現代社会の機微を的確に捉え、渋谷と歌舞伎町と研究室と新聞社を越境するなかで培った天然のフィールドワークから得た知見を綴った名コラムの数々ほか、他媒体に掲載されたエッセーや書評なども併せて収録されている。

また、この作品の発売を記念し、2月1日HMV&BOOKS SHIBUYAにて、著者トークショー&サイン会も予定されている。

【プロフィール】


鈴木涼美(すずき すずみ)

1983年生まれ。東京都出身、神奈川県鎌倉市育ち。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。女子高生時代のバイトはブルセラ、大学入学と同時にキャバクラ店勤務。20~23歳までAV嬢として活動。大学院入学時に引退。東大大学院で執筆した修士論文は後に『「AV女優」の社会学なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)として書籍化。新卒で日本経済新聞社に入社、都庁記者クラブ、総務省記者クラブなどに配属、5年半勤務した後、作家となる。著書は「身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論」「愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論」(ともに幻冬舎)、「おじさんメモリアル」(扶桑社)、「オンナの値段」(講談社)、「女がそんなことで喜ぶと思うなよ~愚男愚女愛憎世間今昔絵巻」(集英社)、「すべてを手に入れたってしあわせなわけじゃない」(マガジンハウス)など。

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