親和銀 HTBによかペイ導入 25日から 最大規模の加盟施設に

 親和銀行(長崎県佐世保市)は、スマートフォン決済サービス「YOKA!Pay」(よかペイ)を、25日からハウステンボス(HTB)に導入する。入場口と、場内全ての約150店舗で利用可能。よかペイに加盟している施設で最大規模となる。多くの人が訪れるテーマパークでの導入を機に、利用者増を図る。
 ネットスターズ(東京)が展開する「StarPay」の端末を介してサービスを提供。HTBでは同時に、中国の電子決済サービス「ウィーチャットペイ」と「アリペイ」も導入。インバウンド対策を図る。
 よかペイは2018年にスタート。現在、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)全体で加盟店は約4500店、利用者は約2万人に上る。マルチバンク対応のため、FFGだけではなく横浜銀行やゆうちょ銀行など全国9銀行の決済サービスが利用できる。
 親和銀営業推進部は「利便性の向上を図り、地域経済の活性化につなげたい」としている。

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