「日本は中国の発展経験に学ぶべき」 経済専門家、和中清氏独占インタビュー

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「日本は中国の発展経験に学ぶべき」 経済専門家、和中清氏独占インタビュー

 20日、日本の経済専門家、和中清氏が出版したビジネス書。(東京=新華社記者/郭丹)

 【新華社東京1月23日】日本の経済専門家、和中清氏がこのほど、著書「中国はなぜ成長し、どこに向かうか、そして日本は?」を出版した。中国で30年にわたりビジネスを展開してきた和中氏は新華社の単独取材に「日本の人々は本当の中国をしっかりと見つめ、その発展経験に学んで日本の発展を促すべきではないか」と語った。

 同書は和中氏が昨年、中国語で出版した「奇跡:発展背後的中国経験(奇跡:発展の背後にある中国の経験)」の日本語版。中国語版は同年、中国国家シルクロード出版事業「外国の学者が見る中国」部門で「傑出創作賞」を受賞した。

 和中氏は書籍の中で「思想と理念」「政治と指導者」「中国社会の風土と中国人」「中国経済」の四つの視点で中国が発展した要因を分析、そこから「平和主義」「市場経済と対外開放」「農村の安定と農民工(出稼ぎ農民)の貢献」「強大な国家戦略」など12の要素を導き出している。

 今年74歳になる和中氏は、1991年から一貫して日本企業への中国投資コンサルティングに携わってきた。日本企業の従業員採用面接を支援するため、江西省、湖北省、湖南省、甘粛省、広西チワン族自治区、四川省など各地の農村部の職業訓練校を訪問し、数千人に上る地元の農民工と向き合い交流してきた。さらに仕事の傍ら、中国の魅力的な風景を紹介するサイト「感動中国100」を開設した。サイトについて和中氏は「もうけのためでなく、これまで訪れてきた中国各地の写真や見てきた実際の場面、体験してきた真実の物語を日本人に伝えたいと思い、サイトを始めた。一人でも多くの日本人に本当の中国を見てもらい、日中友好の促進に最善を尽くしたい」と語った。(記者/郭丹)