元衆院議員の武藤貴也氏、公選法違反で起訴 昨年の滋賀県議選で無許可文書配布

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武藤貴也氏

 昨年4月の滋賀県議選の近江八幡市竜王町選挙区で立候補し、落選した元衆院議員の武藤貴也氏(40)=東京都世田谷区=が、公選法違反(法定外文書頒布)の罪で、大津地検に起訴されたことが23日、分かった。起訴は昨年12月25日付。

 起訴状によると、運動員の40代男性と共謀し、選挙期間中の昨年3月29~31日ごろ、同市の個人宅など29カ所に、「むとう貴也個人演説会」などと題した文書を配布するなどした、としている。
 公選法では、選挙運動用文書を配布する際は選挙管理委員会への届け出が必要とされている。武藤被告の当時の事務所関係者は京都新聞社の取材に対し、「選管に届け出をしていない文書を配布したことは事実だが、本人は捜査を通じて知り、指示はしていない」としている。
 武藤被告は2012年の衆院選滋賀4区から自民公認で立候補し初当選。再選後の15年8月に、知人との金銭トラブルが報じられ離党し、17年の衆院解散で失職した。