得意な左足でボールを内側のコースへと誘導し放たれたシュートは、美しい放物線を描いてゴール隅に流れ込むーーー
この一連の動作を見事なまでに磨き上げたのは、かつてバイエルンミュンヘンでリベリーと共に猛威を振るったオランダのスター、アリエン・ロッベン選手です。
ロッベンと対峙したディフェンダーたちは皆口を揃えて言います。「分かっていても止められない」と。
今回はそんなロッベン選手の芸術的なゴールルーティンをご覧ください。
ロッベンの十八番「カットインからの巻き込みシュート」
あまりの美しさに見入ってしまいます・・・。
バイエルンミュンヘンでプレー経験のある宇佐美貴史選手はこう語ります。
止められないです。何回も対戦しましたけど、分かっていてもやっぱり(足が)出えへんし、止められなかった。カットインしてシュートだとわかっているんですけど、今回だけは縦なんじゃないかって思ったりもするし…
出典: hochi.news
普通なら、得意な形が一つだけだとプロの世界ではいずれ通用しなくなります。
しかし、ロッベン選手はその上を行くプレーで最高峰の舞台でも得意な形で次々とゴールを記録しました。
それが単純なことだとしても、極めることでここまで到達出来るのだな・・とロッベン選手のプレーからそんなメッセージを感じました。