2020年のMotoGP正式カレンダーが発表。全20戦の開催、日本GPは10月18日に確定

 1月23日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)はMotoGPシリーズの2020年シーズン正式カレンダーを発表した。

 8月28日に発表された暫定カレンダーからのスケジュール変更はなく2020年のMotoGPは、2019年より1戦増加し全20戦となることが確定した。

 開幕戦は3月8日にカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで決勝レースが開催。そこからシーズンは8カ月間に渡り行われ、11月15日にバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで最終戦を迎える。

 MotoGP、Moto2、Moto3の3クラスともに20レース開催される。この20戦のうち第5戦スペインGP、第10戦オランダGP、第13戦オーストリアGP、第15戦サンマリノGP、第20戦バレンシアGPの5大会はMotoEが併催されることがアナウンスされている。

 1982年以来の復活となるフィンランドGPはキュミリングで行われる予定だ。キュミリングは現在も建設途中であり、FIMによる開催基準に必要なホモロゲーションの取得が必要となる。また、チェコGPは開催に向けて契約対象となり交渉中であったが継続開催が決定した。

 シーズン後半のフライアウェイ戦となる日本GPは10月18日に決勝が開催。栃木県のツインリンクもてぎで第17戦として行われる。

 このほか、最高峰のMotoGPクラスのオフィシャルテストは2月7~9日にセパンで、2月22~24日にカタールで行われる。シーズンが開幕してからは5月4日にヘレス、6月8日にカタルーニャでオフィシャルテストがあり、6月15~16日にキュミリングでタイヤテスト、9月15~16日にミサノでプライベートテストが実施される予定だ。

 2020年シーズンのMotoGPシリーズ正式カレンダーは以下の通り。

■2020年MotoGPカレンダー

Round グランプリ サーキット 決勝レース日

第1戦 カタール※ ロサイル・インターナショナル・サーキット 3月8日

第2戦 タイ チャン・インターナショナル・サーキット 3月22日

第3戦 アメリカズ サーキット・オブ・ジ・アメリカズ 4月5日

第4戦 アルゼンチン アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド 4月19日

第5戦 スペイン ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト 5月3日

第6戦 フランス ル・マン-ブガッティ・サーキット 5月17日

第7戦 イタリア ムジェロ・サーキット 5月31日

第8戦 カタルーニャ カタルーニャ・サーキット 6月7日

第9戦 ドイツ ザクセンリンク 6月21日

第10戦 オランダ TT・サーキット・アッセン 6月28日

第11戦 フィンランド キュミリング 7月12日

第12戦 チェコ ブルノ・サーキット 8月9日

第13戦 オーストリア レッドブル・リンク 8月16日

第14戦 イギリス シルバーストン・サーキット 8月30日

第15戦 サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 9月13日

第16戦 アラゴン モーターランド・アラゴン 10月4日

第17戦 日本 ツインリンクもてぎ 10月18日

第18戦 オーストラリア フィリップ・アイランド・サーキット 10月25日

第19戦 マレーシア セパン・インターナショナル・サーキット 11月1日

第20戦 バレンシア リカルド・トルモ・サーキット 11月15日

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