通学路への防犯カメラ設置支援 県が20年度、補助制度復活

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岡山県庁

 岡山県は、通学路などに防犯カメラを設置する市町村に対し、費用の一部を補助する制度を2020年度に復活させる。地域の防犯対策を後押しし、犯罪の未然防止につなげる。

 1台当たり10万円を上限に、機器購入・設置費の3分の1を補助する。町内会が市町村の補助を受けて設置する場合も対象に含める。年間130台を見込み、20年度予算要求に事業費1300万円を計上した。

 県は14年度に防犯カメラの補助制度を新設。14年7月に倉敷市で下校中の女児が連れ去られる事件が発生したのを受けて補助枠を拡大するなど、安全確保の対策を強化し、16年度までの3年間で計1606台分の申請を受けた。

 その後も全国で子どもが巻き込まれる事件が後を絶たない上、登下校の見守り活動を担う防犯ボランティアらが高齢化し、担い手も不足している現状も踏まえて再開する。

 県くらし安全安心課「犯罪の起きにくい環境を整え、安全安心につなげたい」としている。