横浜駅西口「JR横浜タワー」、開業は5月30日 地上26階建て

JR横浜タワーのイメージ図(同社提供)

 JR東日本横浜支社は23日、横浜駅西口に直結する高層ビル「JR横浜タワー」が5月30日に開業すると発表した。近接する「JR鶴屋町ビル」は6月5日にオープンする。

 JR横浜タワーは地上26階、地下3階構造で、地下1階に駅改札が新設される。商業施設「CIAL横浜」やルミネが運営する「NEWoMan(ニュウマン)横浜」をはじめ、複合映画館やオフィスが入る。大規模災害時には、駅周辺の滞留者1万人を受け入れる防災拠点としての機能も備える。

 同タワーと歩行者デッキでつながるJR鶴屋町ビルには、ホテルや商業店舗、スポーツクラブが入居する。保育園や駐車場は先行して4月に利用を開始する。

 歩行者デッキの開通は両施設の開業後にずれ込む見通し。同支社の広川隆支社長は「横浜駅西口のにぎわいを生み出す象徴的な施設にしたい」と述べた。

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