新型コロナウイルス関連肺炎で中国で17人死亡

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 新型コロナウイルス関連の肺炎が中国・武漢市で広がりをみせており、厚労省は水際対策の徹底と同時に、国民に対して「過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底など、通常の感染症対策に努めてほしい」と呼び掛けている。

 厚労省によると海外の国・地域の政府の公式発表で、23日正午現在、新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例や死亡者は、中国での死者17人、感染者は中国の571人をはじめタイで4人。韓国・台湾・米国で各1人。日本でも1人の感染が確認されたとしている。

 また、日本国内では積極疫学調査で18人の健康観察調査を実施していると公表。そのうえで「これまでに新たな感染は確認されていない」とした。

 厚労省では水際対策として「中国からの全ての航空便で健康カードの配布、機内アナウンスの実施を拡大するよう航空各社に要請。中国武漢市以外に流行が拡大した場合には、その流行地域からの訪日客、帰国者が入国後に発熱等の症状を認めた際にも医療機関で行動歴等の詳細な聞き取りを行い、保健所と連携して疑似症サーベイランス(原因不明の肺炎患者等を把握して検査につなげる制度)を確実に実施する」としている。

また国立感染症研究所で実施している検査について、全国の地方衛生研究所でも検査が可能となるように体制を整備することや新型コロナウイルス関連肺炎に関するQ&Aを出し、国民に情報提供を広く行っていくことなどを挙げている。(編集担当:森高龍二)