鷹、松田宣で契約更改終了 1億円超えは助っ人含め17人、年俸総額は約64億円

ソフトバンク・森唯斗、柳田悠岐、松田宣浩(左から)【写真:藤浦一都】

松田宣は5000万円増の年俸4億5000万円で新たに2年契約を締結

 ソフトバンクは23日、契約交渉が越年していた松田宣浩内野手とヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、新たに年俸4億5000万円の2年契約を結んだ。これで日本人選手との契約更改が全て終了した。

 昨季は2年連続でリーグ優勝を逃しながら、クライマックスシリーズを勝ち上がって3年連続の日本一となったソフトバンク。このオフの契約更改でも大幅アップ者が数多く出て、活況の契約更改交渉となった。

 今オフの契約更改で、年俸1億円以上となったソフトバンクの選手は以下の通りになる。(金額は全て推定)

・柳田悠岐外野手(5億7000万円×7年契約)
・森唯斗投手(4億6000万円×4年契約)
・松田宣浩内野手(4億5000万円×2年契約)
・千賀滉大投手(3億円)
・今宮健太内野手(2億9000万円×4年契約2年目)
・内川聖一内野手(2億5000万円)
・中村晃外野手(現状維持2億4000万円×4年契約2年目)
・甲斐拓也捕手(1億1000万円)
・嘉弥真新也投手(1億円)
・和田毅投手(1億円)
・明石健志内野手(1億円×3年契約3年目)

 このオフでは3000万円増の嘉弥真新也投手、4500万円増の甲斐拓也捕手が新たに1億円プレーヤーに仲間入り。長谷川勇也外野手が1億円から2000万円減の8000万円となり、ソフトバンクの1億円プレーヤーは1人増えて11人となった。

 また今季の年俸が1億円以上と見込まれている助っ人たちは以下の通り。

・サファテ(5億円)
・バレンティン(5億円)
・デスパイネ(4億円)
・バンデンハーク(4億円から微減)
・ムーア(3億8000万円)
・グラシアル(1億5000万円)

 サファテは2018年オフに3年契約を結んでおり、今季が2年目。ヤクルトから移籍となるバレンティンは5億円の2年契約となる模様。バンデンハークは今季の年俸4億円から微減での1年契約で残留する。新助っ人のムーアは年俸350万ドル(約3億8000万円)での1年契約だ。

 デスパイネ、グラシアルはキューバ政府と交渉を続け、23日にキューバの地元メディアで新たに2年契約でサインしたと報じられた。デスパイネが昨季は年俸4億円、グラシアルが1億5000万円となっており、残留となれば、これを下回ることはないだろう。

 日本人11人に加えて、助っ人にも6人の1億円プレーヤーがいることになり、来季のソフトバンクの1億円超えは実に17人となる。日本人選手だけの年俸総額では昨季約39億円から1億5000万円ほどの増額。外国人選手を含めると、約64億円ほどになる見込みだ。(Full-Count編集部)

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