長崎県内では23日朝、濃霧が発生し南部と北部に濃霧注意報が発表された。各地で視界が悪化し、空の便などに乱れが出た。
長崎地方気象台によると、濃霧は22日夜の雨の影響で残っていた暖かく湿った空気が、放射冷却により冷やされたため大気中の水蒸気が固まり発生した。
空の便では長崎空港発着で日本航空(JAL)の長崎-羽田など計6便が欠航。予約客計635人に影響が出た。
23日は低気圧の通過に伴う暖かい空気の影響や晴れ間が広がったため気温が上昇し、長崎市では4月中旬並みとなる20.1度を観測するなど、県内20地点のうち計6地点で今年最高を観測した。
街を覆う濃霧 長崎県内、空の便 乱れ
- Published
- 2020/01/24 09:35 (JST)
- Updated
- 2020/01/24 10:00 (JST)
© 株式会社長崎新聞社