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●「縁結び」を応援するボランティア
毎月交流サロンを開催する「安来はぴこ会」

出雲地方では神在月に八百万の神々が集まり、縁結びの会議をするという言い伝えがあります。一方、毎月一回、男女のご縁を話し合っているのは「安来はぴこ会(男女各4人)」の皆さんです。

「はぴこ」とは、島根はっぴぃこーでぃねーたーの略。文字通り幸せのお手伝いをする一般社団法人しまね縁結びサポートセンターに登録されたボランティアです。各市町ごとに地区はぴこ会を組織し、毎月、交流サロンを開いて結婚に関する相談を受けています。県全体の「しまね縁結びはぴこ会」は、12年間にわたる縁結び活動が評価され今年度、内閣府特命担当大臣表彰を受賞しました。広域でのネットワークを持ち、センターを中心に連携しているのがはぴこ会の特徴です。

「毎月の交流サロンでは、リラックスした雰囲気づくりを心掛けています」と話すのは安来はぴこ会会長の近藤正さん。そのために4年前、市の施設からカフェ・ローチ(黒井田町)に会場を移しました。サロンでは、登録受け付けのほか、相談、アドバイスなどを行っています。

「登録があると、相談者と担当はぴこが二人三脚でお相手探しを行います」と話すようにはぴこは担当制。このため、「相談者の気持ちに寄り添い、信頼関係を築くことを大切にしています」。
安来はぴこ会ではサロンのほかに、出会いイベントやお茶会を開催し、出会いの場も提供しています。

はぴこの東條哲雄さんは「会話から相手の人生観が分かります。出会いの場では積極的に話をするようアドバイスしています」と話しつつ、「見た目で判断する人が多いのですが、人間性がいちばん大切です。相手の人柄をみてほしいですね」。

県全体の登録者は約1500人で、これまでにはぴこの活動を通じて成婚した人は、600人以上になります。安来はぴこ会にも毎年、うれしい報告が届きます。近藤会長は「個人情報は守ります。事前予約も要りません。気軽にサロンにお越しください」と笑顔で呼びかけます。

はぴこ交流サロンは毎月第2日曜日、カフェ・ローチで開催。
予約不要で、相談は無料です。