グループの3人が謝罪

栃木県北施設無断キャンセル問題

©株式会社下野新聞社

 那須塩原、那須、日光の温泉地のホテル・旅館で同じ名義人の宿泊予約の無断キャンセルが相次いだ問題で、予約した男性のグループを名乗る男女3人が被害に遭った旅館を訪れて謝罪したことが23日、分かった。3人は「(男性に)勝手に予約されていて、(無断キャンセルになったことを)知らなかった。申し訳ない」などと話したといい、那須塩原署でも事情を説明したという。

 無断キャンセルは、男性の同一名義による宿泊予約で7施設、この男性と同じグループとみられる別の人物による宿泊予約で1施設あった。被害は計約300万円に上る。

 関係者によると、7施設を宿泊予約した男性と同一グループを名乗る男女3人は23日午前、那須塩原市塩原の「湯守田中屋」を訪れ旅館側に謝罪。「予約した本人はいなくなり、行方が分からない。音信不通だ」などとも話したという。

 同旅館の田中三郎(たなかさぶろう)社長(61)は「(3人が)突然来て驚いた」と話し「グループ側とコンタクトが取れたことは良かったが、予約した本人とは会えていない。今後のことは霧の中だ」と複雑な胸中を明かした。

 一方、被害施設側は損害賠償請求なども視野に入れ、今後の対応について弁護士と協議している。