オズーナ流出のカージナルス 主砲の穴を埋めるのは誰だ!?

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カージナルスは再契約を望んでいたマーセル・オズーナに十分なオファーを提示せず、オズーナは年俸1800万ドルの1年契約でブレーブスへ流出。オズーナが過去2年間務めてきた「四番・左翼」が空席となってしまった。昨季のオズーナは29本塁打、89打点、OPS.800を記録。期待通りではなかったとはいえ、この穴を埋めるのは簡単ではない。カージナルスは「正左翼手」と「四番打者」の穴をどのように埋めるのだろうか。

現時点で正左翼手の筆頭候補と言えるのがともに24歳のタイラー・オニールとレーン・トーマスの2人である。オニールは昨季メジャーで60試合に出場して打率.262、5本塁打、16打点、OPS.723を記録。特に7月には打率.301、4本塁打、OPS.823の活躍を見せ、一時は四番にも座った。AAA級では41試合で11本塁打を放っており、三振の多さといった課題はあるものの、今季はメジャー定着をかけた重要なシーズンとなる。一方のトーマスは、メジャーデビューを果たした昨季34試合に出場して打率.316、4本塁打、12打点、OPS1.093の好成績をマーク。この2人が成長してレギュラーに定着するのが理想の展開と言えるだろう。

その他の候補としては、昨季チーム最長の487フィートの一発を放ったランヘル・ラベロ、チーム内で貴重な左打ちの外野手であるジャスティン・ウィリアムス、マーリンズからトレードで獲得したオースティン・ディーンらの名前が挙がっている。さらに、チーム内最高の有望株である20歳のディラン・カールソンは今季中のメジャーデビューが予想されており、内野を兼任するトミー・エドマンも外野で一定の出場機会を与えられる見込みだ。

四番打者については、昨季おもに三番を打ったポール・ゴールドシュミットや自身初のシーズン30本塁打を達成したポール・デヨングが現時点では有力な候補。しかし、フロント陣やマイク・シルト監督はスプリング・トレーニング期間中やシーズン中に大きな成長を遂げる選手が現れることを期待しており、意外な選手が四番のスポットに収まる可能性もありそうだ。