外野手補強目指すタイガース 「プイーグ獲得は最優先ではない」

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マーセル・オズーナがブレーブスと1年1800万ドルで契約したことにより、ヤシエル・プイーグはニコラス・カステヤーノスとともにフリーエージェント市場に残る数少ない有力選手の1人となっている。カステヤーノスが昨季途中まで在籍していたタイガースは外野手の補強を目指していると見られるが、アル・アビラGMはデトロイト・フリー・プレスのアンソニー・フェネッチに対してプイーグ獲得が最優先事項でないことを明言。タイガースがプイーグ獲得に動く可能性は低そうだ。

7シーズンのメジャー経験を誇るプイーグだが、今季開幕時点でまだ29歳。2013年にドジャースで104試合に出場して打率.319、19本塁打、OPS.925という鮮烈なデビューを飾ったものの、その後は打率3割やOPS9割を超えたシーズンが1度もなく、2017年の28本塁打、昨季の84打点が自己最多と期待されたほどの活躍を見せることはできていない。昨季はレッズとインディアンスの2球団で合計149試合に出場して打率.267、24本塁打、OPS.785をマークしたが、高い金を払ってまで獲得したい選手ではないというのが実際のところなのだろう。

フェネッチは「タイガースが外野手の補強に動く可能性はある、とアビラは話した。ヤシエル・プイーグは最優先ではない、とも話していた」と伝えている。チーム再建の真っただ中でポストシーズン争いに加わることが絶望的なタイガースは、プイーグよりも安価で獲得でき、ある程度のメジャー経験がある選手をターゲットとすることになりそうだ。

なお、ここまでフリーエージェント市場に残ったままであるプイーグがどれくらいの規模の契約を望んでいるかは具体的には明らかになっていない。しかし、スプリング・トレーニングの開始が近付くなかで、両翼を守る外野手を必要としているチームの数は限られており、打者としては格上のカステヤーノスがまだ市場に残っていることを考えると、プイーグに好条件のオファーが届く可能性は低い。最終的には単年契約に落ち着くのではないかと予想する声も上がっている。