【高校野球】加藤学園が春夏通じて初出場! 静岡東部からは25年ぶり聖地、OBに西武・高橋朋

出場決定の電話を受ける加藤学園の加藤瑠美子校長【写真:編集部】

県大会では常葉大菊川、静岡破り準V、東海大会ではベスト4

 第92回選抜高等学校野球大会の出場32校を決める選考委員会が24日、行われ、出場32校が発表された。東海地区で加藤学園(静岡)が春夏通じて初出場を決めた。

 これまでは静岡県大会4強、東海大会8強が最高だったが、昨夏の県大会では強豪の常葉大菊川、静岡を次々と破って準優勝。昨秋の東海大会では準決勝で県岐阜商に延長戦で敗れたもののベスト4に進出していた。

 県大会以降はエースの肥沼竣投手(2年)が1人で8試合を投げ抜く力投。静岡県東部地区では1995年夏の韮山以来、25年ぶりの甲子園切符を掴み取った。中京大中京が神宮大会を制したことで東海地区の出場枠が1枠増えていた。

 加藤学園は1926年に女子高として創立。1983年に共学となると、野球部は1996年に創部した。主なOBには西武の高橋朋己投手がいる。(Full-Count編集部)

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