40歳のライコネン、F1史上最多出場記録の更新が予想されるも「何の意味もない」と関心示さず

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 現在40歳のキミ・ライコネン(アルファロメオ)は、2020年シーズンのうちにF1の史上最多出場記録を塗り替える可能性を持っている。しかし彼は記録に興味を示さず、レースで上位チームとの差を縮められることを楽しみにしていると話した。

 2001年にザウバーからF1にデビューして以来、ライコネンは313戦のグランプリに出場した。元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロが持つ323戦という史上最多の出場記録まで、あと10戦に迫っている。

 ライコネンはF1での18シーズン目を迎えることに胸を踊らせているものの、予定通りにシーズンが進めば2020年の夏にバリチェロの記録を超えることになる可能性については、彼らしいことに関心を持っていない。

「それについては特に楽しみにすることもない」とFormula1.comにライコネンは語った。

「僕にとっては何の意味もない。でも新たなシーズンを迎えて改善を図り、ミスやうまくいったことから学び、上位のチームに少しでも近づくことについては楽しみにしているよ」

「時間が経てば分かる。今はまだ時期尚早だけど、いったんマシンを最初のレースで走らせればよく分かるだろう」

2019年F1第11戦ドイツGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)

 2019年シーズン、アルファロメオはコンストラクターズ選手権で8位となった。この結果はチームが一貫性を発揮できなかったことと、シーズン後半に深刻なスランプに陥ったことを反映している。

 ライコネンは、フェラーリからアルファロメオへの移籍に際して大きな調整は必要なかったと否定しているが、フェラーリ時代と同じようにアルファロメオでもプレッシャーはあると主張している。

「プレッシャーについては違いがあったとは思わない。間違いなく僕たちはうまくやりたかったし、前にも言ったようにチームとして(アルファロメオが)成績が良くなかったのは残念なことだ」

「でも結局のところ、ドライバーとして誰もが大きなプレッシャーを自身に課していると思うし、レースウィークの僕たちの仕事はどのチームにいようが大して変わりはない。ミーティングはどのチームでもとても似通っているし、走りもレースもそうだ」

 最後に彼は、アルファロメオでレースをすることで、彼の人生にプラスの影響を受けていることを認めた。

「レース以外のことであまり忙しくなくなったのは、良いことのひとつだ」

「それにチーム(のファクトリー)は僕が住んでいるところにとても近いから、違う国に移動する必要がない。そのおかげで、多くの面で助かっている。家族との時間をもう少し取ることができる。素晴らしいことだよ」