知っておきたい火災保険。「破裂・爆発」って、どんな意味?

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ガス事故の発生件数と事故例

総務省消防庁による平成29年(2017年)中に起こったガス事故の態様別発生件数の内訳が以下の円グラフです。

○ガス事故の態様別発生件数

※総務省消防庁「平成30年版 消防白書」より

・都市ガスでは、漏えいによるものが49.8%、爆発・火災によるものが5.7%
・液化石油ガス(LPガス)では、漏えいによるものが21.0%、爆発・火災によるものが23.5%
となっています。

経済産業省が公表している「ガス事故の発生状況」を見ると、より具体的な事故状況がわかります。以下の、平成31年(2019年)1月からの都市ガス事故情報一覧から、その一部を確認してみましょう。

○都市ガス事故情報一覧(2019年1月~)

※経済産業省「ガス事故の発生状況(2019年)」より

2月17日の事故内容を読むと、こんろを使っているときに、その熱でソフトコードが溶け、ガスが漏えいし、火が着いたとあります。

また、2月24日の事故では、ガスファンヒーターに接続するソフトコードからガスが漏れ、ガスファンヒーターに引火し、ガスファンヒーターと床が焼けたとあります。ここまで見ていくと、火災保険でうたわれている「破裂・爆発」の実際のイメージがわきやすくなりますね。

まとめ

火災保険は、「なんとなく、何かあったら心配だから」と、補償の内容を具体的にイメージせず入ってしまいがちです。しかし、あらかじめ補償内容をイメージしているとより安心感が高まります。時折パンフレットなどで確認し、わが家のリスクマネジメントについて想定しておくといいかもしれません。

出典:※総務省消防庁「平成30年版 消防白書[ガス災害対策]」
※経済産業省「ガス事故の発生状況(過去の情報:2019年)」

執筆者:重定賢治
ファイナンシャル・プランナー(CFP)

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