「地区を再生させたい」アクアイグニス仙台 温泉掘削開始へ安全祈願祭

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温泉掘削工事のやぐらが立つ整備予定地

 東日本大震災に伴う仙台市の防災集団移転跡地の利活用事業で、建設業の深松組(青葉区)が若林区藤塚地区に整備する複合施設「アクアイグニス仙台(仮称)」の温泉掘削工事が29日に始まる。24日は現地で安全祈願祭があり、関係者が工事の成功を祈った。

 地元の町内会長や同社関係者ら約40人が出席。神事の後、深松努社長は「施設が憩いの場になるといい。にぎわいをつくり、地区を再生させたい」と語った。

 掘削工事は6月末ごろまで東北ボーリング(若林区)が実施し、地下1000メートルまで掘り進む。アクアイグニス仙台は温泉、農園、レストランの複合施設。温泉棟は2階建てで高さ15メートルを確保し、津波発生時は避難場所として利用する。

 2021年11月の完成、22年4月のオープンを予定する。同社などが設立した「仙台reborn」(青葉区)が運営し、主婦ら約210人を地元雇用する。