映画「風の電話」 全国公開始まる

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 東日本大震災の犠牲者と遺族の気持ちをつなぐ場として岩手県大槌町に整備された電話ボックスをモチーフにした映画「風の電話」は二十四日、全国公開された。県内では福島市のイオンシネマ福島とフォーラム福島で上映している。三月六日からは、いわき市のまちポレいわきでも上映される。

 福島民報社などでつくる「映画『風の電話』製作委員会」の製作。イオンモール、ニラクの協賛。東日本大震災で家族を亡くした主人公の少女ハルが避難先の広島県から故郷の大槌町にある「風の電話」にたどり着くまでの旅を描いた物語。諏訪敦彦監督作品。

 郡山市出身の俳優西田敏行さんが県民役で特別出演している。ハルをモトーラ世理奈さん、ハルと出会う福島県出身の元原発作業員を西島秀俊さんが演じているほか、三浦友和さんらが出演している。

 同作品は第七十回ベルリン国際映画祭の「ジェネレーション十四プラス」部門に出品される。