JOJO展 きょう開幕 「プレビューデイ」にファン1700人

荒木飛呂彦さんの色鮮やかな原画に見入る「プレビューデイ」の来場者=長崎市、県美術館

 人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」を開幕(25日)前に観覧できる「プレビューデイ」が24日、長崎市出島町の県美術館であった。訪れたファン約1700人が、一足先に魅力を堪能した。
 同作は1987年に連載が始まり、現在も第8部が連載中。同展は作者の荒木飛呂彦さんが手掛けた原画188点などを展示している。この日は事前にチケットを入手した人が来場。若者や女性を中心に、大勢が熱心に展示に見入った。
 前橋市の博物館職員、林夏希さん(31)と仙台市の団体職員、長島舞子さん(33)は同作を通じた友人で2018年の東京、大阪開催に続き来場。林さんは「原画を見ながら作品の思い出を話していると、すごく楽しい」。長島さんは目玉の大型原画12点の展示について「(東京、大阪に比べ)長崎がライティングや背景が一番きれいで、はっとした」と話した。
 同展は3月29日まで(2月10、25日、3月9、23日休館)。当日券一般1600円、大学生1200円、高校生800円。問い合わせは県美術館(電095.833.2110)。
 一方、近くのローソン出島店は24日から「ジョジョ-」の作中に登場する店舗「OWSON(オーソン)」として営業開始。同展開催を記念した会期中の「コラボ店舗」で、限定グッズを買い求めるファンらでにぎわっていた。

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