日ハム斎藤佑&杉谷、北海道地震の被災地を訪問「もっと苦しい思いを…」

日本ハムの斎藤佑樹と杉谷拳士が厚真町を訪問した【写真:編集部】

斎藤佑は雪の中で“スリッポン”で訪問、厚真町長「寒い中、“素足”で来ていただいて

 日本ハムの斎藤佑樹投手、杉谷拳士内野手は25日、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の復興イベントに参加。マイナス5度で小雪が降りしきる中、土砂崩れが起きた被災地・厚真町を訪問した。斎藤は「ここから復旧するのは大変なことなんだなと改めて思いました」と神妙な表情。杉谷は「地震の時は北海道にいて、テレビもつかない、電気がつながらない、水もない状況だった。被災地の方は、もっと苦しい思いをしていたんだなと思いました」と話した。

 北海道地震で厚真町では広範囲に土砂崩れが発生。両選手は土砂崩れ現場を訪問し、厚真町の宮坂尚市朗町長から被災地の説明を受けた。宮坂町長は「先が見えなかったが、大勢の方に心配していただいて、エールを送っていただいた。長い険しい道のりではありますが、ファイターズの活躍と歩調を合わせるように復旧を進めていきたい」と話した。

 この日の午前中は雪だったが、斎藤はスリッポン姿で訪問した。宮坂町長は「寒い中、“素足”で来ていただいた斎藤選手、改めてお礼を申し上げます」と感謝。杉谷が「どういうお気持ちですか?」と突っ込むと、斎藤は「そこには触れないで……」とタジタジだった。(Full-Count編集部)

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