「艦これ」3年連続認定 日本のアニメ聖地88

アニメツーリズム協会から贈られた「聖地」の認定書などを飾ったコーナー=佐世保市、くっけん広場

 一般社団法人アニメツーリズム協会の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」で、人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」の舞台の一つとして佐世保市が3年連続で選出され、「聖地スポット」のくっけん広場(下京町)は、これまでの認定書などを展示している。
 アニメ作品の舞台やゆかりの地を観光資源として活用する狙い。2017年からインターネット投票などを基に選んでいる。佐世保市は初回から連続で選出されている。
 くっけん広場の1階には、聖地としての受け入れ態勢が整う自治体に贈られる認定プレートや、20年版の認定書を展示。2階には、艦これパネルが飾られ、写真撮影もできる。
 艦これのイベントをゲームの運営会社と協力して開いた佐世保地域経済活性化推進協議会によると、19年9月13~16日に開いたイベントでは4日間で約2万5千人を動員したという。協議会は「今後も聖地として魅力ある地域づくりに取り組み、佐世保を盛り上げるために関係人口を増やしたい」としている。

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