愛する家族最期の時間…在宅医療という選択『アライブ がん専門医のカルテ』第3話完全版

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恩田心(松下奈緒)に夫、匠(中村俊介)の容態が急変したと関東医科大学附属中央病院から連絡が入り、一緒にいた梶山薫(木村佳乃)と共に病室に駆けつける。京太郎(北大路欣也)と 漣(桑名愛斗)と一緒に、担当医・須藤進(田辺誠一)から状況の説明を受けるが厳しい状況にあった。

『横浜みなと総合病院』では、心が担当する末期がん患者、木内陽子(朝加真由美)の容態が悪化。腫瘍内科で、陽子の今後の治療についてのカンファレンスが行われる。心は抗がん剤治療をまだ続けることが出来るかを考えるが、光野守男(藤井隆)と阿久津晃(木下ほうか)は否定的だ。緩和医療への切り替えについては、研修医の結城涼(清原翔)と夏樹奈海(岡崎紗絵)の意見も割れる。

休憩中、心は薫に匠の病院に付き添ってくれたことへの礼を言い、辛い時にいつもタイミング良く現れてくれると話す。そして、心は先日、薫が何か言いかけたことを尋ねる。しかし、薫は「忘れたから思い出したら話すね」と返答する。一方、薫は、容姿端麗な男性・関河隆一(三浦翔平)とジムで出会う。その後も、偶然再会し、言葉を交わした。

心は陽子と夫の修造(遠山俊也)に抗がん剤治療を中止して緩和治療に移らないかと話す。修造は治療の継続を望むが、陽子は受け入れていた。在宅治療もあると言う心に、木内は家族で相談すると答える。だが、陽子はホスピスを望む。在宅治療で家族に負担をかけたくないと考える陽子に、心はこれからの時間は家族にとっても重要な時間になるからきちんと相談することを薦める。

木内家が心の説明を聞きに来た。修造は在宅治療を受け入れていたが、それぞれに家庭を持つ長女の猪瀬浩美(野田久美子)と次女の田所歩美(三倉茉奈)は反対している。さらに陽子の治療継続を望む歩美は、これ以上苦しませたくないと思う浩美とぶつかってしまう。心はまず在宅治療を試し、難しければホスピスを紹介するとその場をおさめた。

心の患者、川谷潤平(生津徹)の肝臓がんが再発。前回の手術で肝臓をかなり切除しているので手術は難しくなる。心は薫に潤平の再手術の検討を依頼した。

そんな折、陽子の在宅医から心に連絡が入る。在宅治療中に問題が起こっていた。心が奈海と駆けつけると、陽子が歩美たちと揉めている。心は陽子に、歩美たちが心配していると話す。すると、陽子は「良かった」と笑う。陽子は自分がいなくなったら家族がバラバラになってしまうと懸念し、自分は嫌われても家族が支え合うようになるように振る舞っていたのだ。心を見送る歩美は、陽子や家族たちの時間を大切にしようと思うと話した。帰り道、弟を亡くした奈海は歩美の気持ちがわかると心に語る。弟に辛い治療をさせて家族と一緒に過ごす時間を無くしてしまったことを、奈海は後悔していた。

覚悟を決めた心は漣、京太郎と匠の病室へ。そこで心は漣に匠はもう少しで天国に行くと告げる。そして、家族での穏やかな時間を過ごす。心と漣が思い出を語り合っている中、匠は亡くなった。

その頃、心に頼まれた川谷の手術を成功させた薫が帰ろうとするとスマホが鳴る。一人で匠の病室を片付けていた心は、写真などの思い出の品々に堪えきれず泣き崩れてしまった。そこに薫が駆けつけ、心をなだめる。泣き続ける心に薫は…。