パラ・車いすバスケ代表候補 鳥海選手「金が目標」

トークイベントで東京大会への抱負を話す鳥海選手=東京都内

 東京パラリンピックで注目種目となっている車いすバスケットボールの代表候補、鳥海連志選手=長崎市出身=らのトークイベントが23日、東京都内であり、鳥海選手は「金メダルを目標にしっかりトレーニングして本番に臨みたい」と抱負を語った。
 東京五輪・パラリンピック大会組織員会の理事で写真家・映画監督の蜷川実花氏が監修したグラフィックマガジン「GO Journal(ゴー ジャーナル)」の記念イベントの中で登壇。雑誌はアートやファッションなどを切り口にパラスポーツと選手の魅力に迫り、全国で配布している。
 鳥海選手は中学から車いすバスケを始め、2015年度から日本代表に定着。リオデジャネイロ・パラリンピックにも出場した。トークイベントでは「(東京大会への)重圧は意識していない。金メダルを取ることが僕1人の夢ではなく、みんなの夢になっていることがうれしい」と話し、大会にかける意気込みを語った。

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