旧正月の韓国で離散家族ら墓参

肉親再会、故郷訪問の実現を

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25日、ソウル北方の臨津閣で行われた「望郷敬慕祭」で式辞を述べる韓国の金錬鉄統一相(共同)

 【臨津閣共同】朝鮮半島は25日、親戚が集い祖先の墓参をする旧正月を迎えた。北朝鮮に近いソウル北方の臨津閣では、北朝鮮に故郷がある韓国の南北離散家族らが恒例の「望郷敬慕祭」を開催。朝鮮戦争で生き別れた肉親らとの再会や故郷訪問の実現を望む声が相次いだ。

 金錬鉄統一相は式辞で、朝鮮半島の分断から今年で75年になるとし「今こそ分断の傷を癒やす時だ」と強調。「別れた家族に会い、懐かしい故郷を訪れるのはあまりにも当たり前のことだ」とし、離散家族再会のため「可能な全ての手段を総動員する」と述べた。

 離散家族が訪朝し、費用を政府が負担する案も検討中だと明らかにした。