東側内堀 調整池の役割? 延岡城発掘調査

延岡城内遺跡の発掘調査で出土した東側内堀。調査員(中央)の左側にある石垣は昭和の築造

 歴代の延岡藩主が居城とした延岡城東側の内堀が、五ケ瀬川の増水時に調整池の役目を果たしていた可能性があることが、延岡市教委の発掘調査で分かった。周辺では古墳時代―昭和の遺構や遺物が多数出土。市教委は26日、市民向けの現地説明会を開く。

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