街に映えるイベント電車に 「シティークルーズあかり」2月運行開始

©株式会社長崎新聞社

深紅が鮮やかなシティークルーズあかり

 長崎電気軌道(長崎市)は、これまで「ビール電車」や「おでん電車」として使っていた路面電車を全面改装。イベント電車「シティークルーズあかり」として2月に再出発する。船旅をイメージした内外装に仕上げた。
 長崎電気軌道によると、この車両は1950年製造で二十数年前、外向きに座るカウンター席に改造。“走るビアホール”として毎夏好評で、冬場はおでんも扱っていた。リニューアルを検討していた折、長崎船舶装備(同市)が創立75周年を記念し地域に貢献しようと無償で引き受けた。
 同社は豪華客船の内装工事を手掛けた実績もあり、今回のデザインに生かした。木製のテーブルや椅子に金色の装飾金物を施し、照明は暖色系。ステンドグラス調のパネル照明を天井や窓際に配した。外装は深紅と紺の配色で、いかりのマークをあしらった。
 同社インテリア事業部長崎営業所の山口克己さんは「ぬくもりと華やかさを感じられ、長崎の街並みに映えるようにした」と話す。
 長崎電気軌道は通年で企業やグループに貸し出すことも検討。まずは2月5日、長崎おでんと飲み放題を楽しめる「akari de oden」のインターネット販売(完全予約制)を開始し、同21日から運行する。1人料金は4千円。詳細は同社ホームページ(http://www.naga-den.com/)。

木や照明でぬくもりを感じさせるシティークルーズあかりの車内=長崎市大橋町、長崎電気軌道浦上車庫