得点ラッシュ 鎮西学院が9連覇 長崎県高校新人サッカー女子

【サッカー女子決勝、鎮西学院―海星】後半4分、鎮西学院のMF常友(右)がシュートを決めてハットトリックを達成=長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場 

 サッカー女子の鎮西学院が連覇を「9」に伸ばした。立ち上がりこそ5バックを敷く海星の守備に苦しんだものの、慌てず丁寧に攻撃を組み立てて、前半13分に先制。これを皮切りに、終わってみれば計15得点のゴールラッシュを見せた。
 中でもFW坂田は6ゴール、MF常友は4ゴールと躍動した。ともに個人技が持ち味。常友が「いろんな形のドリブルを試してみたかった」と振り返る通り、2人が縦横無尽に仕掛けて突破口を開いた。
 年明けの全国高校女子選手権は、8強入りを懸けた2回戦で惜しくもPK負け。ただ、新チームも当時の主力が多く残っており、九州大会(2月15~18日)は現在の力を知るためのいい機会だ。坂田は「得点をしっかり取って優勝したい」と静かに闘志を燃やしていた。

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