映画「弱虫ペダル」 イケメン永瀬廉が演じるオタク高校生・小野田坂道に熱視線!

King&Prince(キンプリ)の永瀬廉が映画「弱虫ペダル」で主演する。原作ファンからはミスキャストの声が出ているが、その一方でヒット作への期待も高いという。

「弱虫ペダル」は2008年から週刊少年チャンピオンで連載され、単行本は累計2500万部を突破という人気マンガだ。千葉県から秋葉原にママチャリで通う、ゲームやアニメ、マンガが大好きな高校生の小野田坂道が主人公だ。ひょんなことから自転車競技部に入り、自転車競技を通じて出会った仲間やライバルと切磋琢磨し、才能を花開いていくストーリー。この主役・小野田を演じるのが永瀬というのだ。永瀬も仕事の合間を縫ってロードバイクの練習もしているという。

ただ、人気マンガを原作にした映画を作ると必ずといっていいほど上がってくるのが「原作とあっていない」という話だ。ある映画関係者は「こういった話になるのは、予想できたことなんです。だって、主人公はオタクで丸眼鏡なので、永瀬には合わないのは当然です。しかも、この作品は舞台化もされてて、そのキャストのイメージも強い。イケメンの永瀬がやるとなれば反発があってもおかしくない」というのだ。

それでも、この映画がヒット作になる期待値は高いというのだ。「オタクを主人公にした映画やドラマはいっぱいありますが、結局、どんな映画もイケメン俳優が主演なんです。そもそも『キャストが原作と合っていない』という映画は山ほどあるし、それでもヒットしている作品はいっぱいある。批判の声が上がるのはそれだけ注目されているという証拠ですから、そういう声が集まれば集まるほど、ヒットする可能性は高いのも映画界。イケメンがイケメンじゃない役をやってこそ、そのギャップが面白いですから、どんなオタクぶりを見せるかも期待ですよ」と同関係者。

果たしてどんな作品となるか。(二浦誠)

*写真イメージ

© 株式会社ジェイプレス社