おぢや「健康だより」

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■フレイル予防のための運動器科学講座「新年のご挨拶」
小千谷総合病院 整形外科医師
新潟大学大学院医師学総合研究科特任准教授 古賀寛さん

◇あけましておめでとうございます
謹んで新春をお祝い申し上げます。当講座では小千谷市の市民の健康のために様々な活動を行っておりますが、特に旧年中は小千谷総合病院での診療だけでなく、講演会や学校訪問などで直に小千谷の方とふれあい、たくさんのお話を聞くことができ、とても充実した活動を行えました。心からお礼を申し上げますとともに、本年も皆様が御健勝で御多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。

◇フレイルとは?
私たちの講座のテーマであるフレイルですが、覚えていただけたでしょうか。フレイルは加齢に伴う「若い時よりできなくなってしまった!」というさまざまな体の衰えです。内臓や足腰の弱さ、痛み(身体的フレイル)などの大きな問題だけでなく、認知症や不眠、気分の落ち込み(精神的フレイル)、仕事や家事を引退して生活の充実がなくなる(社会的フレイル)などの問題も含みます。「自立した生活を阻むこと」一切合切を含んでいるのがフレイルなのです。

◇新しいことにチャレンジ!
フレイル予防の鍵は、適度な運動やバランスのよい食事を実践することに尽きます。しかし、堅苦しく考えることはないと私は考えます。昨年は元ラグビー部の私も思いがけないことでしたが、ラグビーワールドカップが大変盛り上がりました。初めて、あるいは久しぶりに中継やニュースを見て興味を持った方もいるのではないでしょうか。今年は半世紀ぶりの夏の東京オリンピックがあります。ぜひ新しいスポーツに興味を持つところから始めてみてはいかがでしょう。
また、昨年は初めて食べたものはありましたか?初めて作ってみたレシピはありましたか?何事でも新しいことに興味を持ち、始めてみようという活力が大切です。新しいことを始めなければ、代わり映えもせず衰えるばかり。事始めとしてお正月はいい機会です。「何か新しいことを始める」今年の目標を立ててみましょう。
当講座では昨年同様に健康に役立つ情報発信をしていく予定です。ぜひ興味を持っていただけたらと思います。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。