発達する低気圧の影響で、あす28日(火)にかけては西日本や東日本太平洋側では海上を中心に非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるため、暴風や高波に警戒が必要だ。また、沖縄と西日本では落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。

　東シナ海には前線を伴った低気圧があって、北東へ進んでいる。この低気圧は発達しながら27日夜には対馬海峡を通って、あす28日朝には山陰沖へ進む見込み。その後、28日朝には別の低気圧が紀伊半島沖に発生し、夜には房総半島沖へ進む見通し。

　低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄では27日夕方にかけて、西日本では28日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みだ。

暴風・高波

　発達する低気圧の接近に伴い、西日本では28日朝にかけて、東日本太平洋側では27日昼過ぎから28日昼過ぎにかけて、海上を中心に非常に強い風が吹くおそれがある。

　また、西日本太平洋側では27日昼前から28日昼前にかけて、東日本太平洋側では27日夜から28日夕方にかけて大しけになるため、暴風や高波に警戒が必要だ。

雷・突風

　沖縄地方では27日夕方にかけて、西日本では28日にかけて、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。

　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。