新監督としてキケ・セティエン氏を招聘したバルセロナだが、新指揮官の3試合目で早くも初黒星を喫した。
ラ・リーガ第21節のバレンシア戦に2-0で敗れたのだ。その失点シーンがこれだ(以下動画35秒~、1分8秒~)。
前半にはGKテアシュテーゲンがバルサ移籍後初のPK阻止で失点を阻止していたのだが…(動画5秒~)。
『AS』によれば、まだ0-0だったハーフタイムの時点でバルサの選手数人はチームのパフォーマンスを公然と批判していたそう。
セティエン監督が多くの戦術的ミスを修正しようとしていた一方、ベテラン選手数名は自分たちで短いミーティングを行っていたという。チーム崩壊の理由を探るためのものだったそうで、「ボールの前ではなく後ろにいる選手が多い」という声も挙がっていたとか。
バルセロナ選手
「もしこのやり方を続けるなら、不可能に陥る。
ボールの前ではなく後ろにいる選手が多い。そうなってはいけない。
バレンシアに簡単にやらせすぎているので、前線はより鋭敏になり、ボールをもっと速く動かさなくてはならない」
このような発言がハーフタイムのロッカールーム内であったという。
後半に2失点して敗れた後のロッカールームの雰囲気はさらにどんよりとしたものだったとか。
セティエンと彼のメソッドにはいくらかの疑問があり、チームは方向性をなくして混乱しているようだとも伝えられているが…。