第10回「忘れられない看護エピソード」作品募集。新たに荻野目洋子さんがゲスト審査員に決定

看護する側、受ける側の交流を800字以内で募集、2月21日(金)締め切り迫る

公益社団法人 日本看護協会(所在地:東京都渋谷区/会長:福井トシ子)では、「看護」に関する忘れられない思い出や心温まるエピソードを募る第10回「忘れられない看護エピソード」を、2月21日(金)まで募集しています。そして、このほど新たにゲスト審査員に歌手、女優として活躍する荻野目洋子さんが決定し、「看護という厳しい現場だからこそ生まれる作品を、大切に読ませて頂きたいと思います」とコメントを頂きました。荻野目さんは特別審査員の内館牧子さんとともに審査に当たります。

ゲスト審査員荻野目洋子さん

厚生労働省と日本看護協会は、毎年5月12日の「看護の日」と同日を含む日曜日から土曜日までを「看護週間」とし、この期間を中心に様々な事業を展開しています。本コンクールはその取り組みの一つで、看護の現場で生まれた心に残るエピソードを募集・表彰するものです。受賞作品を通し、看護の大切さを感じていただくと共に、看護の心やケアの心を育む一助となることを目的としています。

本コンクールでは、看護師など看護を行う側の方々を対象とした「看護職部門」と患者さんやそのご家族など看護を受ける側の方々を対象とした「一般部門」を募集します。さらに今年は「Nursing Nowキャンペーン」に合わせ、現役看護職と看護職に就いていた方を対象に、看護の力を発揮して、人々の健康に貢献したことを実感した看護実践・経験についての「Nursing Now部門」を加えた3部門でエピソードを募集します。各部門において、看護を通じて得られた思い出や体験を広く募り、心温まる印象的な作品を選出します。受賞作品は5月9日(土)の表彰式で発表予定です。

受賞した複数作品は、ドラマ化し、BS日テレで放送するほか、WEBでの公開を行う予定です。本コンクールを通し、多くの人に「看護の心」や生きることの素晴らしさを感じていただく機会となれば幸いです。締め切りが迫っています。どうぞ奮ってご応募ください。

■第10回「忘れられない看護エピソード」について

【前年度実績】

9回目の開催となる前回は2,629作品が全国各地から集まり、表彰式では受賞20作品の発表と最優秀賞・内館牧子賞の表彰が行われました。第9回は、悪性リンパ腫で次第に体の自由がきかなくなる中、「まだ一人でできる」ことに合わせて病室の模様替えをして患者さんに寄り添った看護師のエピソード「部屋の模様替え合戦」が「看護職部門」最優秀賞を受賞。2度の死産を乗り越え、3度目に子供を授かった女性をずっと「お母さん」と呼び、励まし続けた看護師のエピソード「『お母さん』」が「一般部門」の最優秀賞を受賞しました。